2017年3月アーカイブ

2 messengers from Hawaii

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2 messengers from Hawaii

二人の使者

 
「あなたのラッキーカラーは黒。例えば、オニキスを身に付けるとか・・・」
 
算命学で鑑定していただいた結果のこと。
 
黒っていうのが意外だった。
 
私は黄色かオレンジと思っていたから。
 
でも、オニキスと言われてビックリしたのが、たまたまその数日前に開けた箱の中に入っていたネックレスが、私に主張を始めたことだ。
 
「ほら、私のことを言っているわよ。早くつけて」
 
そんな風に聞こえたのだ。
 
そのネックレスのペンダントヘッドの石はオニキス。
 
母の形見であり、父が48年ほど前にハワイで買ってきた母へのお土産だった。
 
 
 
今思うと、先々週、私がハワイから帰ってきて、不意に「クローゼットを整理整頓しよう」と思ったのは不思議なことである。
 
旅疲れが抜けないまま葬儀の掛け持ち、そして、厨房仕事・・・
 
からだは相当疲れているというのに、無性に片づけたくなったのだ。
 
命令を受けた脳が、からだの反応を無視してとった行動に近い。
 
そうして、出てきた宝石箱。
 
実家から引き取った母や祖母の形見のアクセサリー類が入っていた。
 
いつか整理しようと思いつつ、すっかり忘れていたその箱の中に、オニキスのネックレスが入っていたのだ。
 
箱にはMAUIと書かれていた。
 
私の脳裏にマウイ島の情景が現れた。
 
 
 
このネックレスは、父から母へ贈られたもの。
 
若い頃の父は、旅に出かけるたびに、母にネックレスやブローチのお土産を買ってきていたようなのだ。
 
ようなのだ・・・と表現したのは、私は何十年もの間、まったく知らなかったことだったから。
 
2012年の実家建てかえの際、誰も開けなかった母の引き出しを整理したら出てきて知った父から母への贈り物。
 
中には、私が生まれる前のクリスマスプレゼントまであった。
 
色褪せた父のメッセージカードや、その時に二人が食べたと思われるクリスマスケーキに挿してあったモミの木のピックも添えられて。
 
過去の時間が私の中で映像化された。
 
母が箱を開けてうれしそうにしているシーン。
 
たいがいの箱に、贈られた年月日、場所が記載されていた。
 
母の字で。
 
 
 
 
そうしてからの算命学の鑑定。
 
これも驚きだ。
 
その鑑定を聞かなければ、オニキスのネックレスは、主張を諦めたはずだから。
 
そうして、私はハワイの使者と繋がるべくMAUIのオニキスを身に付けた。
 
亡き父と母を思い出して。
 
これは娘に受け継がれるべきものだったんだな、と感慨深い想いで鎖を首に巻いた。
 
古いものなのでメンテナンスが必要だけど、私の首にしっくりなじんでいる。
 
 
 
 
余談だが、母がオニキスを贈られた父のハワイ旅行では、私も父からネックレスをもらっている。
 
まだ5歳ほどの小さいな子供だったので、宝石ではなく、可愛いビーズの首飾り。
 
ネックレスヘッドがビーズで作られたフラダンサーという子供のお土産。
 
私は、そのビーズの首飾りがお気に入りでお嫁に出ても大切にジュエリーボックスにしまっていた。
 
この首飾りは、2007年のハワイ渡航でハワイの天国のビーチ、ラニカイビーチに流している。
 
子供の私とサヨナラするために、彼女をハワイに帰したのだ。
 
美しい白い砂の中に置かれた彼女は、打ち寄せる波に少しずつ流されながら、天国の海へ帰って行った。
 
なぜ、その子を天国の海に帰したのか、その話はいつかしよう。
 
そうして、今度は、長いことずっと箱の中で眠っていたハワイからの別の使者を受け取った。
 
ビーズの首飾りは子供の私。
 
オニキスのネックレスはオトナの私。
 
今まで身に付けるには不相応だったから彼女は私の成長を待って隠れていたのかも。
 
私は変わったから・・・もう大丈夫よ・・・
 
彼女は、私の首元で安堵の気持ちでいっぱいなことだろう。
 
「マウイに戻りたい」と言っているに違いない。
 
 
 
Written by Akeming @ Tokyo
 
 
 
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Finally, the time has come!

ついにこの時がきた!

 

まさか、この時期にここに戻れるとは思っていなかった。

ここではなくイタリアに行きたいと思っていたくらいだ。

いつかは戻るつもりであったけれど、ここに戻るタイミングは未定だったのだ。

私はいつも急に旅立つ。

さて、「ここ」とは?

私の魂の故郷、ハワイである。

6年ぶりだった・・・6年ぶりにハワイの地に降り立った。

ホノルルエアポートでいつもの香りを感じた途端、鼻の奥がツンとした。

ああ、私はここに戻ってきた、と思うと、泣けてしょうがなかった。

何度も言ってしまう・・・まさか、ここに戻れるとは思っていなかった・・・

でも、きっかけはあった。

そのきっかけを話す前に古い話をちょっとしたい。

あれは、2010年の夏。

私ががんのオペをして退院した2週間後のこと。

その当時住まっていた家の近所のいきつけのバーに行った。

そこに、Tさんが現れた。

彼女は霊的能力のある人で、ほぼ毎日そのバーに現れる。

たまたま席が隣になったので、私は言った。

「Tさん、私、がんになってしまって、入院していたんですよ」

Tさんは、驚いた顔を向けた。

霊的な人とはいえ、私ががんになることは、彼女の想定外の出来事だったととれる。

沖縄のユタ(霊的な占い師)も、私の胸にあやしい影があった時「あなたはがんにならないから大丈夫」と言い切ったのだ。

それらを考えると、私のがんは、霊的な人たちにも勘付かれることなく密かに育っていたということだ。

話もとい。

Tさんは、かなり厳しい顔で「うーん・・・」と唸った。

そして、意外なことを言い放った。

「明美さん、あのね・・・あなた、すぐにハワイに行くよ」

これが意外と思えたのは、その当時、私には渡航の費用がなく、入院費用も息子に借りた次第だった。

「いや、無理です・・・渡航費用がないし・・・」

でも、Tさんは笑顔で言った。

「行くわよ。だって、ハワイの精霊があなたを心配しているんだもの。あなたは呼ばれているのよ」

そうして、目を閉じて静かに語り始めた。

まるで、誰かからの言葉を伝言するように。

「森・・・海が見渡せる森が見える・・・あなたはそこに行くの」

「え、そこはどこですか?」

ヒントが少な過ぎる。

「海が見えるということは、ダイアモンドヘッドかしら?」

「いいえ、はげ山ではないわ・・・あのね、そこは一般人は入れないところなの。でも、明美さんが行けば入れる」

「それだけではわかりません・・・どこなんだろう」

「とにかく、ハワイに行くことになるはずだから。ハワイの友達に聞けば行ける」

テレビドラマのような不思議な予言・・・

でも、驚くべき出来事がその後に起こる。

なんと、予言の2か月後に私はホノルル行きの飛行機に乗っていた。

お告げの森を探す旅に出たのである。

そして・・・

Can you imagine?

Tさんの言ったところに行けたのだ。

お告げの森に・・・

ありえない。

鳥肌ものである・・・

というか、自分の運命がこわいくらいだ。

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でも、なぜ、あの森に行ったんだろう。

帰国後、Tさんにお礼を言った際、私は聞いた。

「おかげさまで、予言通りの森に行けました。でも、特に変わりがないのだけど・・・一体、なぜあそこに導かれたのでしょう?」

すると、Tさんは「健康祈願よ。あなたはしばらくは病気にならないから大丈夫」と言った。

言葉が出なかった。

私のからだを心配したハワイの精霊が私を守ってくれる?

なんて有難いことなのだろう。

そんなわけで、私とハワイは言葉にできない不思議な糸でつながっていると信じるようになった。

そして、今回の渡航のきっかけの話に戻る。

去年の11月に沖縄に行ったのだが、これまた突発的だった。

私は思いつきで一人で沖縄に行き、7年ぶりにユタに鑑定してもらった。

すると、ユタの先生は言った。

「あら・・・あなたには沖縄に住んでほしいと思っていたのに残念だわ・・・ハワイよ。あなたは、ハワイに行くの」

驚くべき鑑定だった。

だって、ハワイに行くことは望んでいなかったから。

ハワイを好きな気持ちは変わりなくても、日本を離れたくない気持ちが渡航する気持ちを遠ざかせていた。

その当時、自分の生活に満足していて、安定した時間を好む私は海外に出ることを拒んでいた。

そんなわけで、沖縄に行くことは、何かの導きだったのだと思う。

もしかしたら、ハワイの精霊がそうさせたのかもしれない。

ユタに私の腰を上げてもらうために・・・

不思議なことに、ユタに「ハワイに行く」と言われたら、使命感のようなものがふつふつと湧いてきた。

誰かが呼んでいる・・・そう思えたのだ。

ユタは「そうね・・・準備が始まるのは、年が明けて3月くらいかしら」と言った。

そして、私は、今、ハワイにいる。

2017年3月。

時が来たのだ。

Finally, the time has come!

とはいえ、今後、何が起こるかは私にはわからない。

私の不思議な旅は続く。

 

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