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エッセイ@海外での日々

※ガイドブック的な記述ではありません。

感じたままに綴った私的な旅日記です。


How many languages do you speak?

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How many languages do you speak?

何カ国語喋れるの?!

 

私が通うフィレンツェのクッキングクラスは、語学学校と提携しているゆえに、各国からイタリアにやってきた外国人が多く通っている。

それなので、生徒によって、レッスンの回数が違うことから、毎回同じメンバーというわけではない。

 

あるレッスンのこと。

私は、外国人女性たちと一緒に調理しながら、「彼女はどこの国から来たのかな」と、一人の女性が気になった。

というのは、イタリア人にも見えるのだけど、語学学校に通っているということは、イタリア語を習いたい人なのだ。

でも、それにしても、流暢にイタリア語を話す。

「Where are you from?」と聞けばいいことなのだけど、日本人の奥ゆかしさゆえ?!初回に会った時は聞くことができなかった。

外国人にプライベートなことを聞くことは失礼かと、勝手に気遣っている私。

うーん、彼女はどこの国の人なのだろう・・・

私は、アジアの人間とすぐにわかるだろうから、「日本人か中国人だろう」と察しがつくはずだが、私にとって西洋人の区別は難しい。

ヨーロッパの人たちが、アジア人をひとくくりで考えているのと同様、私もスイス人、オーストリア人、フランス人は同じに見えてしまう。

イタリア人男性は特徴のある顔立ちなのでわかるけれど、女性は難しい。

 

その私が気になった女性は、Sonia。

彼女の肌の色はブラウンで、目の彫りが深く、黒髪の美しい人。

少し時間が経つにつれて、中東の顔立ちにも見えてきたので、Soniaがイタリア語を習っている理由を勝手に考えた。

生粋のイタリア人ではなく、インド人の血が流れているのだ、と。

たとえば、両親はイタリア人とインド人。

私の説明をわかりやすくするために、父=インド人、母=イタリア人、としておこう。

さて、Soniaがイタリア語学学校の生徒ならば、彼女は元々は父親の実家のあるインドに住んでいて(インドだかわからないけれどそのあたりの国)、小さい頃、イタリア人の親が少々のイタリア語を教えてくれたのだけど、住まう国の言葉を使っていた。

でも、なんらかの理由で、多少は理解のあるイタリア語を習うことにしたのだ。

、、、と、これは私の勝手な憶測。

 

そして、レッスンで顔を合わせる回数が増えた時、思い切って聞いてみた。

その際、「どこの国の方?」と聞くよりは、もっといい質問を思いついたのだ。

それは、

「How many languages do you speak? 何ヶ国語話せるの?」

リスペクトしているからこそできる質問ととってもらえるといいな、と思って聞いた。

そうしたら、彼女の答え。

「5,6ヶ国語かな~」

「え!Five or six?sweat01

まさか、そんなに。。。インド語と英語とイタリア語かと思っていたのに。

「私はあなたと同じよ。イタリア語を習うために学校に通っているの」

そう言われて恥ずかしくなった。

私の理解度と全然チガウじゃん!(*ノωノ)

そして、彼女は私が知りたかった情報を続けた。

「私はブラジル人なのよ」

えええええー!

インドじゃなくてブラジルだったんだ!!(;^ω^)

自分の憶測が恥ずかしくなる。

「でね、父はブラジルに住むレバノン人なの」

えええええー!(アンコーラ・・・イタリア語でRepeatの意)

インドに住んでいて、イタリア人の母親の公用語を習っていた勝手なるストーリーは一気に崩れた。

「ポルトガル語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語・・かな。ドイツ語も勉強したいの」

一瞬、絶句。。。

「Soniaはイタリア語がペラペラだから、ブラジルに住んでいるなんて思わなかった」

と、私は言った。

すると、彼女は笑みを返した。

「スペイン語とポルトガル語はイタリア語に似ているの。だから、理解は早いのよ」

いや、、、それにしても。。。

「Sonia, 私はあなたを尊敬するわ」

そう言ったら、不可解な返答が。

「だって、自分のファーストランゲージに近いから覚えは早いだけよ。あ、ほら、あなただって、中国語と韓国語を喋れるんじゃない?」

私は笑った。

「いやいや、それは間違いよ。中国語と韓国語と日本語はまったく違うの。私は中国語も韓国語も話せないし」

Soniaは意外だ、といった表情で「へぇ~、そうだったんだ。同じようなのかと思ったわ」と言った。

 

去年、マレーシアに行った時も同じ経験をした。

私の世話役のBOYが(BOY・・・少年でもないし(40歳?)カフェの店員でもない。ただのニックネーム)5ヶ国語話せると言っていたことに驚いたのだ。

だって、BOYは高学歴ではない(自分で言っていた)。

英語はマレー語訛りといったら変だけど、ネイティブスピーカーとは発音が違っても、どこでも通じる英語だ。

(ちなみに、彼の5歳の息子はとてもきれいな発音で英語を話す。時代による教育の違いだろう)

そして、BOYの英語は学校で習ったと言っていた。

それなので、「日本人は学校で英語を習わないの?」と聞かれたことがある(-_-;)

中高、そして大学で学んだ私にとって、その質問の返答は恥ずかしいことだった。。。(*ノωノ)

さて、イタリアからマレーシアに話が飛んでしまっているけれど、このまま少し続けよう。

マレーシアは、マレー人、インド人、華人が人口の主な人種なので、少なくとも3ヶ国語は話せるのだろうが、英語も話せる人が多い(もちろん、マレー語しか話さない人もいる)。

私が今言いたいのは、BOYは特別な勉強をしたわけではないということ。

確かに他民族で構成される国に住まっていたことがmany languagesを操れる理由ではあるけれど・・・

彼は普通に生活していたのである。

私たち日本人に置き換えると、「普通の生活」というのは、日本人のほとんどが義務教育を受けている、という意味である。

義務教育を受けているのに、日本語しか話せない人はどれだけいるだろうか・・・

私もその一人だったけれど、今は英語の日常会話はたどたどしくも頑張っている。

ちなみに、私は短大の専攻は英文学科。

でも、英語が話せなかった。

20歳でハワイに英会話短期留学したことがきっかけで英会話を独学で始めたのだった。

そして、次はイタリア語にチャレンジしようと考えている。

今回の旅の目的は料理。

それなので、語学は挨拶さえできればいいと思っていた。

でも、各国からイタリア語を学びに来ている人たちに触発されて、私もせめて「I speak 3 languages」と言いたいと思った。

 

最後に面白い話を。

ヨーロッパの皆さんが、ヨーロッパのたくさんの語学をすぐに吸収できるのは、語学が似ているから、と前に記した。

それを言う外国人は多い。

今回のSoniaだけではなく、シェアハウスの友人Isabellaも「私はスペイン語が話せるからイタリア語も理解できる」と言っていた。

これらの理由を日本人の友人がこんな表現で教えてくれた。

「彼らにとって、様々なヨーロッパ語は、日本の離れた地方の方言と同じ」

文法はさほど変わらないので、あとはイントネーションや方言(方言ではないけれど言い回し)を理解できればOKということらしい。

なーるほど。

Io capisco!(=I understand)

ということは、イタリアから遠い島国で育った私はイタリア語を方言ととれるわけがないのだ。

わからなくて当然。

話したければ、今後、外国語をたくさん使うことで記憶するしかないのだな。

イタリアにはまた来たいから、語学もがんばろう!

 

Allora... ではでは...

Ci vediamo!   またね!

Ciao! バイバイ♪

 

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