ma*nani通信Akemingのステキな日々


妄想の文壇デビュー

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FBにも掲載したけど(^^;;

これ、私の本だよ。

本物じゃなくて、妄想の・・・(^^;;

イラストは姫に描いてもらった。

「こけしみたいなやわらかいお顔の女性が赤ちゃんを抱いているイラストを描いて」って頼んだの。

こけしっぽいお顔じゃないけど、目や鼻や口がないイラストが出来上がった。

目や口がなくて、女性の表情が見えないのに見えるのがすごいと思った。

それは赤ちゃんを抱っこしているから。

この片方の乳房がない女性は、すやすや眠る天使を抱いている・・・

彼女から溢れる愛が、彼女の表情を想像させるんだろうね。

すごいイラストだなーと思う。

本当に本になる時は、姫のイラストを使おうと思ってるよ。

 

さて、このお話は、乳がんがテーマとはいえ、違った観点で書いてるんだ。

それは、病気を中心に書くと、哀しい思いが前面に出てしまって大切なことが隠れてしまうと思えたから。

女性=乳房

女性に乳房があるのはなぜ?

という主人公の疑問の答えを見つけるまでのお話にしました。

 

主人公は私。

私は実際に自分の乳房を採ることでその答えを見つけたから。

 

答えは・・・?

 

それは~(^^;;

いつか出版されたら読んでください。

 

いつかね(^^;;

って、いつなんだろうねい(^^;;

 

少し抜粋すると、主人公の月原織枝のシーン。

彼女はハワイでがんのしこりを発見します。

これは、実話に近い。

私はハワイで乳がんの予兆を感じたから・・・

 

以下抜粋。

ハワイでのシーン。

ハワイの海を思い浮かべてね・・・

 

DSC09363.JPG

 

 あの日、前日までいた北の島とは違う、真夏のような輝きに我慢できず、私たちは、エアポートからそのまま西のビーチへ向かった。東の空は、少し雲がかかっていたけれど、西の空は、クリアだった。ケンのマニュアルトランスミッションの車は、信号機のない田舎の一本道をひたすら走る。この一本道は、島の主要道路だけど、主要道路とはいえ、渋滞など皆無だ。
 
 あっという間にビーチパークに到着すると、ケンは、人気のない駐車場に車を止めた。エアポートで買ったミネラルウォーターのボトルと、トランクにいつも積んである色褪せたタオルを持つと、私はビーチへ向かって走った。ケンがリフレックスカメラを抱えて後からついてくる。
 
 東西に延々と続く白い砂のビーチには、黒いリトリバーを連れた夫婦らしき中年カップルが、渚を散歩しているだけだった。
 
 思わず「ただいまー」と打ち寄せる波に向かって、大きな声で叫ぶ私。高くうねる波の音に、私の声はかき消された。それでも、負けずに「ただいまー」と叫ぶ。
 
 ケンに振り向くと、砂浜にタオルを敷きながら、こちらを見て笑っている。
 
 私は、海に挨拶を済ませてケンのところに戻ると、砂の上に敷かれたタオルの上に座って、Tシャツを脱いだ。小麦色の肩が、背中が、現れる。下着の代わりに身に着けていたベイジングスーツの下には、私の小粒な乳房が隠れているだけだ。
 
「オリエの背中が好き」
 
 ケンが言った。私が、にっこり笑って「サンキュー」と言うと、ケンも笑顔を返した。
 
「ショルダーブレイドのシェイプが美しい」
 
 人懐こい瞳を潤ませて、ケンは英語と日本語をミックスさせて言った。
 
「ショルダーブレイド?」
 
 はじめて聞く英単語を私は繰り返した。
 
「ここ」
 
 ケンは、私の背中の肩の下の固い骨の部分を押した。
 
 私と日系人のケンは、日本語と英語のミックスで会話をする。「日本語はグランパに教わった」と言うケンは、片言の日本語は話せるけれど、こういう専門的な日本語は知らない。
 
 肩甲骨ね。私は笑った。へんなところを褒める人だ。肩甲骨に、いい形、悪い形などがあるものか。
 
「Tシャツの上からでも、その美しさがわかるから、オリエの背中を見つめてしまう時がある」
 
 ケンは、英語で言った。私は、まあ、と言って、驚くような顔をしてから微笑んだ。でも、心の中は、少しだけまごついていた。ケンが私の背後に来るたびに、その、形の美しいという、私のショルダーブレイドを彼に見られていたわけ?どんな風に、この骨の形がいいと思うのだろう。
 
「オリエの背中の骨が動くたびに、ドキっとするんだ」
 
 ケンは、少し照れ笑いしながら言った。そうして、カメラのレンズをこちらに向けると、私の背中の写真を数枚連写した。ケンは、人物写真を滅多に撮らない人なので、私は戸惑った。私は、戸惑いを隠すために、タオルの上に仰向けに横たわることで自分の背中を隠した。戸惑っていることに気づかれたくなかったので、わざと動作をゆっくりとさせて。
 
 そして、笑いながら言った。
 
「肩甲骨なんかにときめかないでほしいわ」
 
 ケンはカメラをこちらに構えたまま、じっと動かない。何かたくらむように口元だけ微笑んでいる。そして、私の困惑する顔を一枚だけ撮った。
 
「困ったオリエの顔も好き」
 
 ケンは、ファインダーから顔をずらすと、にっと笑ってそう言った。私は、両手で顔を隠した。
 
 もう撮らないよ、とケンは言ったけれど、私は顔を隠したまましばらく動かなかった。そして、いつの間にか、目をつぶっていた。私は、目をつぶったことがきっかけとなって、眠りへと誘われていった。そうして、眠るつもりはなかったのに、ほんの数秒後に、意識が遠くなった。前夜、執筆のためにほとんど寝ていなかった私は、無防備にも、ビーチでかなり深い眠りに落ちていた。短時間ではあったけれど、時間の感覚が完璧になくなっていた。
 
 
 
続く。
 
 
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このシーンでしこりを発見するの。
 
 
2010年に書いたものだけど、鮮やかな色の映像が出てくる。
 
この小説を世に出すためにがんばろうかな。
 
ずーっとコンピュータに眠らせていたらもったいない。
 
経験を綴ったものだから、思いは強いもん。
 
 
乳がんの罹患率が高くなる前に。
 
私にできることをしなきゃ。。。
 
 
 
Akeming。
 

 

 

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